記事の要約
- 共用サーバーとはみんなで使う有料サーバーのこと
- メリットとデメリットを見分けて、選ぶようにしよう
- 金額で飛びつかずに長い目で見るように気を付けよう
こんにちわ。Joujiです。
よくブログ仲間から、共用サーバーにするといいよなんて言われるけど何のことかわからん
と思ってサーバーを決めかねていませんか?
今回は、共用サーバーに関する詳しい内容についてお話していきましょう。
この記事を読むと共用サーバーについての詳しい解説と選び方、メリットデメリットなどがわかり、どんなものを選ぶかがわかります。
ぜひ最後までお読みの上参考になればと思います。
Contents
共用サーバーとはみんなで使う有料サーバーのこと

共用サーバーとは、その名の通り、複数の契約した人がみんなでサーバーを共有して使う有料サーバーのことです。
家に例えるとわかりやすいですが、アパートの一室を借りているイメージです。
共有するのは、データ転送量や容量も同じなので安く利用することができます。
また定期的にメンテナンスをされるために、プロでなくても利用することができ、セキュリティ面でも安心して使えるのがポイントですね。
無料サーバーとの違い
共用して使うなら無料サーバーでも同じじゃね?と思われたかもですね。
鋭い質問です。
確かに無料サーバーも共用サーバーの一つではありますが、セキュリティ面や独自ドメインが使えるかの違いがあります。
たとえるなら同じ家の間取りで、まったく違う場所にあり違う不動産会社が貸している家みたいなものですね。
サービス内容が全く違うために、似ているのですがちがったものですね。
共用サーバーを利用するメリット

共用サーバーを利用するメリットは、次の通りです。
- 利用料金が安価で経済的
- 初心者にも使用しやすい
- 専門知識が不要
- すぐに利用できる
- サポートの充実
それぞれ解説していきます。
利用料金が安価で経済的
共用サーバーを利用するメリットの一つ目は、利用料金が安価で経済的なことです。というのも冒頭でもお話したとおり、共用サーバーを利用するのはアパートを借りるのと同じような行為になり、みんなでシェアするようなものだから。
自転車でもシェアすると安かったりしますよね。
そのために経済的で本来使われるはずの浮いたお金を別のことに使うこともできるのでうれしいポイントですね。
初心者にも使用しやすい
共用サーバーを利用するメリットの二つ目は、初心者にも使用しやすいことです。というのも、共用サーバーのコントロールパネルは基本的に初心者向きに設計されていて、シンプルでわかりやすいものだから。
例えば、サイトなどを立ち上げる時にでもWordPress簡単インストールといったプランがあったりします。ドメイン取得からサーバー契約、WordPressインストールまでを一括化したサービスだったりするのでうれしいですね。
そのために初心者にも使用しやすいことはメリットですね。
専門知識が不要
共用サーバーを利用するメリットの3つ目は、専門知識が不要なことです。というのも、冒頭でも言った通り、メンテナンスを一括してサーバー会社が、自社のものとして請け負ってくれるから。
例えば、災害があったときに大量のアクセスがあったとします。大量のアクセスでサーバーがパンクしてしまう事態です。そうならないように、容量のメンテナンスを施してくれているのもサーバー会社ですね。
そのために初心者にはうれしいシステムとなっていますよね。
すぐ利用できる
共用サーバーを利用するメリットの4つ目は、すぐ利用できることです。というのもサーバー会社との契約をすると、すぐにサービスが始まり、使えるようになるから。
たとえば映画をみたくて、動画配信サービスに登録して見るみたいな感じと思ってもらえるとわかりやすいかなと。もし始まらないと意味がわからないですよね。
サーバーもサブスクリプションなので、すぐに始まるのがうれしいポイントですね。
サポートの充実
共用サーバーを利用するメリットの5つめは、サポートの充実ですね。というのも、サポートの充実度で、決め手の一つになることも多く、売り上げにかかわるポイントとなることが多いから。
もしあなたがわからないことがあってチャットサポートで聞きたいときにメールだったら、どう思いますか?手が止まってしまうことも多いと思います。
サポートの充実度は共用サーバーのメリットですね。
共用サーバーを利用するデメリット

共用サーバーを利用するデメリットはいかのとおり。
- セキュリティ上の懸念
- パフォーマンスの低下
- 隠れた料金
- カスタマイズの制限
それぞれ解説します。
セキュリティ上の懸念
共用サーバーを利用するデメリットの1つ目は、セキュリティ上の懸念です。というのも不特定多数の人と共有するから。
例えば一緒に強要する人が、サーバーにウイルスを置いていたとします。するとあなたのサイトも基本的にはウイルスに感染してしまいます。
とはいえ、そうならないために規約や違反が見つかったときのメンテナンスがあるので、安心して問題ないですが、仕組みとしては知っておいたほうがいいですね。
パフォーマンスの低下
共用サーバーを利用するデメリットの2つ目は、パフォーマンスの低下です。というのも大規模サイトと共用するかもしれないから。
例えば、あなたのサイトは30記事のサイトでも、共用しているサイトは500生地かもしれません。するとメモリー的にもそちらにとられ、パフォーマンスが低下します。
とはいえ、なるべくそうならないようにSEOやSNSのアルゴリズムが改変されているので心配はしなくて大丈夫ですが、仕組みはそうなっています。
隠れた料金
共用サーバーを利用するデメリットの3つ目は、隠れた料金です。というのも、安価で使いやすいから。
例えば、SSL化するのに無料じゃなかったり、ドメイン移管やサイト移行するのにお金がかかったりすることもあります。
主要なところはSSL証明書が無料だったりしますが、仕組みとしては知っておきましょう。
カスタマイズの制限
共用サーバーを利用するデメリットの4つ目は、カスタマイズの制限です。共用サーバーでは、ホスティングプロバイダーがサーバーの設定やソフトウェアの選択を管理しています。
そのためユーザーによる細かなカスタマイズが難しいことがあります。
例えば共用する相手に勝手にサーバーをいじられて、仕様を変更されたりするとそれはハッキングと変わらなくなります。
そのため、もし個人向けにカスタマイズしたい場合なら専用サーバーを利用しましょう。
以上がデメリットの解説を終わります。
共用サーバーの選び方のポイント

共用サーバーの選び方のポイントは以下の通りです。
- ディスク容量
- 転送量
- 稼働率
- セキュリティ
- カスタマーサポート
それぞれ解説します。
ディスク容量
共用サーバーの選び方の1つ目は、ディスク容量できめることです。
ディスク容量とは、ディスクやストレージドライブが保持できる最大データ量のことですね。
共用サーバープランのディスク容量は、他の種類のサーバープランと比較して、最小限になります。なるべく大きなものを探すようにしましょう。
転送量
共用サーバーの選び方のポイントの2つ目は、転送量で選ぶことです。
転送量とは、転送できるデータの最大量を決定するもので、サイトの高速化に非常に重要な指標のことです。
共用サーバーでは、1ヶ月あたりの転送量が設定されています。ディスク容量と同じように、高いものを選びましょう。
稼働率
共用サーバーの選び方の3つめは、稼働率できめることです。
稼働率とは、ウェブサイトが利用可能な状態、つまり訪問者がアクセスできる状態である割合を意味します。
サイトがダウンする可能性を最小限に抑えるため、高い稼働率を保証するサーバープランを選びましょう。
セキュリティ
共用サーバーの選び方の4つ目は、セキュリティで選ぶことです。
セキュリティは、サーバー選びに最も重要な要素の1つです。WordPressは概して安全なプラットフォームですが、その人気の高さからサイバー攻撃の標的になりがちです。
サーバープランを検討する際には、デフォルトのセキュリティ機能を比較した上で選択してください。
カスタマーサポート
共用サーバーの選び方の5つ目は、カスタマーサポートの充実度で選ぶことです。
初めてサイトを運営する方や専門知識を持たない方には、カスタマーサポートの存在は特に重要です。問題発生時にも素早く解決し、根気良くヘルプを提供してくれるサポートが必要になります。
そのため、知識豊富なスタッフにすぐに相談することのできるサーバープランを選ぶ王にしましょう。
失敗例から学ぶ!初心者が共用サーバー選びで後悔したケース

初心者が共用サーバー選びで後悔したケースと対策を考えてみましょう。
安さだけで選んで失敗した例
共用サーバーを契約するとき、特に何も考えず一番安いプランを選びました。最初は文章だけの記事が中心で問題なかったのですが、徐々に写真やイラストなどを頻繁に投稿するようになると、ある日突然「サーバー容量が不足しています」という警告が表示されました。
最初は意味がよくわからず焦ってしまい、サーバー会社に問い合わせてみると「画像などでサーバーのディスク容量を使い切っています」との返答。プラン変更も簡単にできると思っていましたが、実際は追加料金が必要になったり、移転するにも初心者の私には手順が複雑で、非常にストレスを感じました。
結局、一時的に写真や画像を削除して容量を空けたり、外部の画像サービスを使ってリンクで対応するなど、苦肉の策でしのぐことになり、手間がかかってしまいました。
契約時には「安いプランで十分だろう」と思っていても、実際にブログを運営していると、思った以上に容量は必要になります。特に画像や動画を使った記事を考えている人は、最初から少し余裕を持ったプランを選んでおくことをおすすめします。
サポートが悪くて苦労した例
レンタルサーバーを初めて契約したとき、安さと機能面だけを見てサポートを重視せずに決めてしまいました。当初は問題なく使えていましたが、数ヶ月経った頃、突然サイトが表示されなくなるトラブルが発生しました。
初心者の私は原因が全くわからず、すぐにサーバー会社に問い合わせをしました。ところがメールの返信は丸一日経っても返ってこず、ようやく届いた返答も専門用語ばかりの内容で全く理解できませんでした。さらに電話サポートを試しましたが、何度かけても繋がらず、結果的に自力でネットを調べながら対応するしかありませんでした。
結局サイトが復旧するまでに3日以上もかかり、その間のアクセスはゼロに。記事作成や運営どころではなく、貴重な時間とエネルギーを無駄にしてしまいました。こんなにサポートが重要だとは思ってもいませんでした。
初心者こそ、サーバー選びでは丁寧で迅速なサポート体制を重視すべきです。少し料金が高くてもサポートが充実している会社を選べば、トラブル時に困らず安心してブログ運営を続けられると痛感しました。
共用サーバーに関するよくある質問

共用サーバーに関するよくある質問にお答えしましょう。
共用サーバーでも収益化はできる?
はい。しっかりと収益化は可能です。
実際に筆者もアウトプットブログにて、月4~5万円の収益化に成功しています。収益化とサーバーの種類に関連性がないので注意しましょう。
途中でプランやサーバー会社は変更可能?
はい、途中でプランやサーバー会社を変更することは可能です。
多くのレンタルサーバー会社では、プランを途中でアップグレード(容量や性能アップ)することは比較的簡単にできます。
ただし、契約期間内のダウングレード(性能を落とすプラン変更)はできないか、制限があることが多いです。
契約期間は短期と長期、どちらが得?
契約期間は、基本的には長期契約の方が料金的には得になることが多いです。
多くのレンタルサーバー会社は、1ヶ月や3ヶ月などの短期契約よりも、12ヶ月・24ヶ月・36ヶ月など長期契約のほうが割引率が高くなります。
つまり、長く使うことがわかっているなら、長期契約のほうがトータルでは安く済むのです
まとめ|初心者は金額の落とし穴にご注意を!!
おつかれさまでした。
ここまで、共用サーバーについて詳しくお話してきました。
最後に初心者がもしWordPressを始めるなら、なるべく金額に騙されないように気を付けましょう。
もし失敗するとお金と時間を無駄にすることになります。
しっかりとサービス内容を見たうえでしっかりと選ぶようにしましょう。
ってことで今回は以上です。
また次回に。