こんな方におすすめ
- ConoHa WINGのレンタルサーバーを登録したけどプラグインってどうしたらいいかわからない
- ConoHa WINGのレンタルサーバーのプラグインって消去しても大丈夫?
- ConoHa WINGのプラグインを消したいけどわからないから消せない
上記のようなお悩みはお持ちではありませんか?
その気持ちはものすごくわかります。というのも僕もConoHa WINGを使ったばかりの2年前には、どうすれば良いかがわかりませんでした。
WordPressをインストールした時にプラグインが入っていて、びっくりすることもありますよね。確かに「このプラグインって必要な機能なの?」なんて悩むことも…。
そこで今回は『WordPressの初期設定されている初期プラグインをどうすれば良いか』について初心者でもわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
Contents
ConoHa WINGは、初期でインストールされたプラグインがある
ConoHa WINGのサーバーを借りた時に、知らないといけないことがあります。
それは、
ポイント
ConoHa WINGは、初期でインストールされたプラグインがあること
もし知らないと、わけがわからなくなって、おろおろするかもしれません。
ConoHa WINGの初期インストールされたプラグインの扱いはどうするか?
初期から入っているプラグインはどんなものがあるかをお話しましょう。
入っているプラグインは以下の通りです。
- Akismet Anti-Spam(アンチスパムプラグイン)
- ConoHa WING コントロールパネルプラグイン
- ConoHa WING自動キャッシュクリア
- Hello Dolly
- SiteGuard WP Plugin
- TypeSquare Webfonts For ConoHa
- WP Multibyte Patch
それでは詳しく解説します。
Akismet Anti-Spam(アンチスパムプラグイン)
機能 | スパム対策 |
料金 | 無料:個人ブログ 有料:企業、商用サイト |
非対応のもの | マルチサイト(一つのダッシュボードから複数のサイトを管理する)には非対応。 |
ConoHa WINGの初期インストールされたプラグインの1つ目は、Akismet Anti-Spam(アンチスパムプラグイン)です。
Akismet Anti-Spamは、迷惑なスパムコメントやスパムなトラックバックからサイトを守ってくれるプラグインのこと。
もしコメント欄を使うなら有効化しておくのが、いいです。
削除すると表示速度は上がるのか問題
Akismet Anti-Spamを削除するとページの表示速度は上がるのでしょうか?
WordPressのデフォルトテーマ「Twenty Twenty Two」の導入直後、実際に実験してみました。
確認したサイトは全部で3個。削除前と削除後のスコアを使ってみていきましょう。
削除前 | 削除後 | |
サーバー環境 | ConoHa WING | ConoHa WING |
1個目(PC/スマホ) | 89/98 | 90/99 |
2個目(PC/スマホ) | 89/98 | 89/99 |
3個目(PC/スマホ) | 100/99 | 99/97 |
結果はあまり変わらなかったです。
プラグインはそもそもプログラミング言語で書かれているので、データ量として読み込まれるため速くなるかと思いましたが、削除してもページスピードはそこまで変わらなかったです。
沢山のプラグインを複数導入したり、画像が多い場合には効果があるかもしれませんね。
削除する際には注意するべきこと2つ
Akismet Anti-Spamを削除するなら、注意をすべきことは以下の2点です。
- コメント機能を非表示にしておくこと
- 問い合わせメールを開封しないこと
上記の2つに気を付けておくと、スパムに関しては大丈夫です。
もし削除する場合には、上記に気を付けておきましょう。
ConoHa WING コントロールパネルプラグイン
機能 | キャッシュ設定/WAF設定/ WordPressセキュリティ設定/Webフォント設定/ ConoHa WINGのログイン画面に移動リンク |
料金 | 無料 |
ConoHa WINGの初期インストールされたプラグインの2つ目は、ConoHa WINGコントロールパネルプラグインです。
ConoHa WINGコントロールパネルプラグインは、ConoHa WINGのサーバーのコントロールパネルにWordPressのダッシュボードからアクセスできるプラグインです。
ConoHa WINGにアクセスしなおすことがないために、便利です。
もし不要なら削除しても問題ないですね。書くいう僕も、ConoHa WINGに直アクセスする派なので、このプラグインに関しては削除しています。
設定方法に関しては、下記記事にて詳しく解説しているので是非どうぞ。
》ConoHa WINGコントロールパネルプラグインの設定方法とは?【あったほうがいいか?メリット・デメリットも解説】(準備中です。)
ConoHa WING自動キャッシュクリア
機能 | サーバー上のコンテンツキャッシュを自動クリアする |
料金 | 無料 |
ConoHa WINGの初期インストールされたプラグインの3つ目は、ConoHa WING自動キャッシュクリアです。
ConoHa WING自動キャッシュクリアは、ConoHa WING独自のプラグインで、コンテンツキャッシュを自動でクリアしてくれるものです。
ポイント
サーバーキャッシュとは、読み込んだ情報を一時的にサーバーに保存する機能のこと。
ページを更新しても、サーバーキャッシュが残っていると古い情報が表示されてしまうため、一定期間が過ぎるとサーバーキャッシュを削除する必要があります。
基本的にはそのままにしておいても、問題ないです。しかしもしブログで表示が崩れた場合は、停止してみるといいかもしれないですね。
Hello Dolly
機能 | すべての管理画面の右上にHello,Dollyの歌詞をランダム表示するプラグイン |
料金 | 無料 |
ConoHa WINGの初期インストールされたプラグインの4つ目は、Hello Dollyです。
Hello,DollyはWordPressインストール直後に搭載されるプラグインです。WordPress1.2バージョンから搭載され始めたプラグインです。
削除しても問題ありません。
というのも、実用的なプラグインではないからです。
実用的じゃないのにあるのはなぜ?目的は?
「Hello,Dolly」のコーディングが簡単な構成でできているので、開発者がプラグイン開発に必要なコーディングを学ぶのに役立つと考えられて、搭載されています。
とはいえ、現在はコードの本とか動画などわかりやすいものが多くあり、コーディングの勉強には必要性がなくなってきました。
そのため、伝統的な意味合いがあり、歴史的な進化を伝える役割を担っているようですね。
SiteGuard WP Plugin
機能 | 管理画面IPフィルター/ログイン名変更/CAPTCHA/ ログインロック/ログインアラート/フェイルワンス/Pingback機能無効/作者クエリをブロック/ 更新情報の通報/WAFチューニングサポート |
料金 | 無料 |
ConoHa WINGの初期インストールされたプラグインの5つ目は、SiteGuard WP Pluginです。
SiteGuard WP Pluginは、インストールして有効化するだけでサイトをセキュリティ対策できるプラグインです。
例えば、以下のような外部からの攻撃には効果があります。
ポイント
- 不正ログインなどによる攻撃
- コメントスパム
そのためにサイトをセキュリティ対策したいなら有効化しておきたいプラグインです。
とはいえ、有効化するとログインURLが変わってしまうこともありますので、ブックマークを忘れないようにしないといけないです。
一部のテーマでは不具合が発生?
SiteGuard WP Pluginは、一部のテーマでは不具合の発生が報告されています。というのもPHPのバージョンがうまく合致していないことも多いからです。
この場合にはPHPのバージョンアップをすると改善することも多いです。試してみるといいですね。
TypeSquare Webfonts For ConoHa
機能 | フォントの使用と変更 |
料金 | 無料 |
ConoHa WINGの初期インストールされたプラグインの6つ目は、TypeSquare Webfonts For ConoHaです。
TypeSquare Webfonts For ConoHaは、WordPressにフォントを表示させるためのプラグインです。
どんなフォントが使えるのか?
使えるフォントは以下の通り。
テーマ | 見出し | リード文 | 本文 | 太字 |
---|---|---|---|---|
ベーシック | ゴシックMB101 M | ヒラギノ角ゴ W2 | TBUDゴシック R | TBUDゴシック E |
ビジネス | 見出ゴMB31 | UD黎ミン R | UD新ゴコンデンス 90 L | UD新ゴコンデンス 90 M |
ポップ | キヤピーN | じゅん 501 | じゅん 201 | じゅん 501 |
クリスプ | DSダダ | DSそよ風 | トーキング | トーキング |
ラグジュアリー | A1明朝 | A1明朝 | UD黎ミン R | UD黎ミン B |
このは1 | ハルクラフト | ハルクラフト | 那欽 | 那欽 |
このは2 | はるひ学園 | 丸フォーク M | シネマレター | シネマレタ |
世界観を出したいと思うなら有効化が必要
もし独自に世界観を文字で表現したいなら有効化しておくといいです。
上記の目的がないなら特に有効化せずに削除しましょう。
WP Multibyte Patch
機能 | 英語圏のWordPressを日本語バージョンに変換するための機能拡張 |
料金 | 無料 |
ConoHa WINGの初期インストールされたプラグインの7つ目は、WP Multibyte Patchです。
WP Multibyte Patchは、日本人向けに日本語の利用環境を整えてくれるプラグインです。
というのもWordPressは、もともとアメリカで開発されていて環境的にも英語に対応しています。日本語ファイルをアップロードしようとすると、文字化けしたりする可能性があります。
そのために日本人は必ず入れておくべきプラグインです。
注意ポイント
またWP Multibyte Patchは、WordPress4.9までは初期プラグインとしてインストールされた状態で使えておりました。
5.0バージョンからはインストールが必要になりましたので、ご注意ください。
まとめ|ConoHa WINGの初期インストールプラグインの扱いには判断が必要
ここまでConoHa WINGの初期インストールプラグインの扱いについてお話してきました。
まとめると、以下の通りです。
ポイント
- Akismet Anti-Spam
⇒有効化しておくのがおすすめ。 - ConoHa WINGコントロールパネルおよびConoHa WING自動キャッシュクリア
⇒使わないなら削除推奨 - Hello Dolly
⇒使わないので、削除推奨 - SiteGuard WP Plugin
⇒有効化推奨。変更されたログインURLはブックマークやメモが必要。 - TypeSquare Webfonts For ConoHa
⇒表示速度が下がる可能性があるので削除推奨。 - WP Multibyte Patch
⇒日本語で使いたいなら有効化が必須。
プラグインはたくさんあると、うまく動作しなかったり表示速度が遅くなる原因になります。上記の内容をもとに判断をしっかり下し、いらないものを削除して、不具合の原因を取り除きましょう。
まだWordPressを使っていない人は、以下の記事をもとに作っていきましょう。