記事の要約
- サーバーの種類を初心者が知る必要がある理由
- 主要なサーバーの種類
- 初心者におすすめなのは、共用サーバーで十分
こんにちわ。Joujiです。
サーバーを使おうと思ってもどの種類がいいかわからないと二の足を踏むことってありませんか?
実は6年前の僕も全く同じでした。
そこで今回は、サーバーの種類に関する詳しい解説を書いていきたいと思います。
この記事を読むと、サーバーの種類と選ぶべき種類がわかります。
ぜひ最後までお読みの上一緒に、見ていきましょう。
記事の信頼性

Contents
サーバーの種類を初心者が知る必要がある理由とは


そもそも初心者なんだからサーバーの知識とかいらないのでは?
そう思われるかもしれません。
でも実際に必要です。というのもサーバーは種類によって料金・使いやすさ・性能がまったく違うからです。
「なんとなく安いからこれでいいんじゃね?」で選ぶと使い勝手が悪くなって、失敗する羽目になります。
だから自分の目的・スキル・予算に合ったものを選ぶためにもサーバーの種類を知る必要があるのです。
主要なサーバーの種類を比較付きで解説!

主要なサーバーの種類を解説します。
結果は下記のとおり。
- 共用サーバー
- VPS
- 専用サーバー
- クラウドサーバー
それぞれ解説していきます。
共用サーバー
主要なサーバーの種類の一つ目は、共用サーバーです。共用サーバーは一番初心者向きといっていい種類のサーバーです。
というのもコスパがよく、メンテナンスなどの手間がいらないから。
例えば災害があったときなどに、データなどが飛ばないようにしっかりメンテをしてくれたりと初心者には至れり尽くせりのサーバーです。
とはいえ、自分なりのカスタマイズができません。というのもみんなで使うマンションのようなものだから。
そのために上級者には、ちょっと物足りないかもしれないですね。
とはいえ、ほぼすべての主要なサーバーが用意しているのが共用サーバーなため、初心者向きですね。
共用サーバーに対する詳細は、下記記事にて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
》共用サーバーとは【仕組みやメリットデメリット、選び方まで確認】
VPS(Virtual Private Server)
主要なサーバーの種類の2つ目は、VPSです。VPSは仮想上で専門サーバーを持つことができ、カスタマイズ面である程度自由に使える共用サーバーとのちに説明する専用サーバーのハイブリッドです。
いうなれば、分譲マンションのような感じです。
例えば設定をすることで、カスタマイズをすることができます。そのためカスタマイズを好む中級者やアプリ開発に向いています。
とはいえ、設定はかなりむずかしいために初級者には、ちょっと不向きかもしれないですね。
とはいえ、仮想上とはいえ自分専用のサーバーを持てるのはかなりいいですね。
VPSに関する詳細は、下記記事にて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
》VPSサーバーとは【仕組みやメリットデメリット、選び方まで確認】
専用サーバー
主要なサーバーの種類の3つ目は、専用サーバーです。専用サーバーはサーバーを完全に1人で専有できるサーバーです。
いうなれば、マンションの1棟買いのような感じです。
例えば、カスタマイズ性にも優れていて中級者やアプリ開発に向いています。
とはいえ、値段が共用サーバーの10倍くらいするために初級者には、ちょっと不向きかもしれないですね。
とはいえ、自分専用のサーバーを持てるのはかなりいいですね。
専用サーバーに関する詳細は、下記記事にて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
》専用サーバーとは【仕組みやメリットデメリット、選び方まで確認】
クラウドサーバー
主要なサーバーの種類の4つ目は、クラウドサーバーです。クラウドサーバーはクラウド事業者が構築したサーバーの事です。
いうなれば、家でいうと、借りた後で部屋の大きさや使い勝手を変更出来るというオプション付き物件のような感じです。
例えば、カスタマイズ性にも優れていて中級者やアプリ開発にも向いています。
とはいえ、従量課金制のことも多くて気が付いたら料金がえらいことに、ということも。値段の面でちょっと不向きかもしれないですね。
とはいえ、契約後にサーバーを拡張したいならいいですね。
クラウドサーバーに関する詳細は、下記記事にて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてくださいね。
》クラウドサーバーとは【仕組みやメリットデメリット、選び方まで確認】
種類別サーバー比較表
種類 | 特徴 | 向いている人 | 価格帯 | 難易度 |
共用サーバー | 複数人で共有する | 初心者、個人ブロガー | 月500円〜1,000円 | 低 |
VPS(仮想専用サーバー) | 仮想的に専用サーバー風に使える | 中級者、開発者 | 月1,000円〜3,000円 | 中 |
専用サーバー | 1人で1台丸ごと使用 | 法人、大規模サイト | 月数千円〜数万円 | 高 |
クラウドサーバー | 必要に応じて性能を調整可能 | 柔軟性重視、将来的に拡張したい人 | 使った分だけ課金 | 中〜高 |
初心者におすすめなのは、共用サーバーで十分

ほとんどの人は「共用サーバー」でOKです。というのも、小さく始めるのが一番だから。また、「月1,000円以内」や「すぐにWordPressでブログが始められる」といった面もメリットになっていますね。
VPSやクラウドは「エンジニア志向」でアプリ開発をしたいときや「サイトが大規模化したとき」に選択肢にしましょう。
まずは小さくを念頭に頑張りましょう。
目的 | おすすめのサーバー |
初めてブログを始めたい | 共用サーバー |
技術を学びたい | VPS |
ビジネス用途・法人サイト | 専用 or クラウド |
急激に成長するメディア運営 | クラウドサーバー |
サーバー種類に関するよくある質問(Q&A)

よくある質問をまとめました。
Q. 最初からVPSやクラウドを選んだ方がいいの?
A.いいえ、最初からVPSやクラウドを選ぶ必要はありません。というのもWordPressを使うのなら、VPSやクラウドを使う必要がないから。
ただ、のちにアプリ開発やエンジニアなどの勉強をすることが決まっているならする必要があるので、そのことは覚えておきましょう。
Q. 共用サーバーでアクセスが増えたらどうなるの?
A.もし共用サーバーでアクセスが増えたら、まずつながるまでの動きが遅くなります。
また503エラーと言ってサーバーからはじかれる可能性もありますが、最初のほうはあなたのサイトに対するアクセスが少ないので、心配ないと思います。
Q. 無料サーバーと有料サーバーの違いは?
A.やはり挙動の違いかと思いますね。例えばビジネスで使う場合には、有料のがいいと思います。
というのも広告が入ったり遅くなったりすることがあるからです。そのために有料のものを使いましょう。
まとめ:最初は「共用」でOK、必要に応じてステップアップしよう
おつかれさまでした。
ここまでサーバーの種類についてお話してきました。
重要なのは何よりも、難しく考えず「まずは使ってみる」ことが大切で、まずは使ってみましょう。
まずは始めてみましょうね。
ってことで今回はここまで。
また次回に。